こと線とキャパティ

仕事納めの日。
割と落ち着いていて淡々としてた感じ。
9時くらい、周りも一通り帰った感があったので俺もそろそろ帰ろうかとまさに帰り支度を始めたところで
デザイナーのIさんから声をかけられる。
「飯でもいかない?」と。


ぶっちゃけ、夕方の4時半くらいに昼飯を食ったのでまだ空腹ではなく、
一度断ったのだけど、「まあまあそう言わずに…」とか言われたので、
まあ連休前だしいいかと思って行くことにする。


IさんとK原さんと俺という今までなかった3人の組み合わせ。
Iさんはウチの会社には最近入ったばかりなのだけど、
K原さんとは以前の会社で一緒に中国に住んでいた人で、
何気にさらにウチにくる数社前の会社が、
俺がこの日記をつけ始めた頃に出向してた先の会社で、
もしかしたら同じフロアで通りすがっていたかもしれない人なのだ。
世間は狭い。


やっぱり世間も仕事納めな人が多いからなのか、何軒かまわったけど混んでる。
やっと入れるお好み焼きのお店が見つかり、よくわからない三人組の忘年会がはじまった。


会話の流れが……掴めない。
もともとIさんとの会話が苦手なのだ。
Iさんは物腰も柔らかく、いい人なのだけど、会話が明らかにおかしいと思う。
普段も


俺 "A と B は C だと思いますよ。"
Iさん "そうだよねぇ、X は Z だよねぇ。"
俺 (;・∀・)???


みたいなやりとりの連続だったりするのだ。
いい人なだけに、余計にどう返していいか困る。


この噛み合わない会話の中、K原さんとIさんが二人ともおかしな単語を使ってることに気づいて
なんともいえない気分になったw


K原さんは "こと線"
Iさんは "キャパティ"


会話の流れがあったので、二人の言いたかった単語は一応ちゃんとわかった。


"こと線" -> "琴線"
"キャパティ" -> "キャパシティ"


だ。
二人とも、この間違った単語、一回だけならともかく連呼するんだもんなぁwww
まあ俺もこういうのあるけど。


人生の中で一番恥ずかしかったのはK原さん型の間違いで、
高校生の時、演劇部の手伝いで役者をやったんだけど、
台本の最初の読みあわせで
"一寸" を "いっすん" って読んでしまったことだ。
ぶっちゃけ、素で読み方を知らなかった。


十年以上経った今でも覚えてるんだから、あの時は相当恥ずかしかったなw


そしてIさんのキャパティですよw
流れ的にキャパシティだってわかるんだけど、
キャパティって音の響きがどうしてもチャパティとかビブーティとかカバディとか、
ヨーロッパ以外の異国の雰囲気を感じさせてしまって、なんともw


ちなみに、この会が終わった時間はとっくに終電はなく、強い雨が振っておりました…。
タクシーに乗ろうとしたら人がいっぱいいて、仕方が無いので歩いて帰りました……。
家に着いたらずぶ濡れでした。
まあ、たまにはそんな日があってもいいかな。