相乗りタクシーにご注意を

今日は용산(龍山)に行って韓国語版のWindowsXP Professional(正規品)を買った!
後日追記…すごくどうでもいいけどお店のおじさんが「谷村新司のものまねをしている岩本恭生」にそっくりで笑いを我慢するのが大変だった^^;
(書き始めたのですが…眠いので寝ます。明日夜くらいに更新予定)

で続き。
で용산駅にくっついているあれ系ショッピングモールのSPACE9でご飯食べて帰ったんだけど……途中までの電車しかなくってそれに乗ったらどうやら先に行く電車はもう終わってたみたい……ソウルの電車は本当に終わるの早すぎ!!
しかたがないので駅を出ると「〜駅 〜駅」と叫んでいる人達がいる………タクシーの運ちゃん達です。
いわゆる相乗りですな。ここまでで電車が終わっちゃって困る人達を待ち構えているわけだ。
危ない雰囲気を感じつつ……物は勉強と思ってしまったのが運のつき。
そもそもここで「どこからきた?」って聞かれて素直に「日本から着ました」って言ったのが良くなかったか。嫌なら乗車拒否だろうと思ったんだけど快く乗せてくれたわけです。
ちなみに実は地図を持っていたし、すでに自宅からそう遠くない所だったので街と街の繋がりくらいは大体理解してたんだけどわざと「よく解らないんです」と言ってみた。
最近、わりと良心的なタクシーばかり捕まえていたから期待している部分もあったのかも。
で、相乗りなのでほかの客も乗る。男の人が一人と女の人が二人。この女の人達は二人で一組だった。
相乗りでもちゃんと方向は確かめてから乗せるので方向は大体一緒の模様。
お客様4名(含俺)を乗せたタクシーは出発した。
で、女の人二人が降りた所は俺が地下鉄で降りたかった駅の隣の駅の近くだった。
あー、あの女の人達は夜の仕事の人達だったのかぁ……안마を名指しで降りた模様。彼女たちが払った額は一万ウォン。結構高いなと思った。
で、次はどうやら男の人の目的地に向かうようだった。俺の目的地も既にかなり近いんだけど………男の人の目的地の名前は知らない名前みたいでよく聞き取れない。
案外近いのかもなと思っていたが向かう方向からしてしばらく街ではなくなる………。
ここらへんで「あー、わざと最後にして高い額を請求するんだなぁ」って気づいたのだが、いくら請求するのかはわからなかった。
で、男の人の目的地は結局どうやら隣町の일산の、それも北のはずれのようだった。この人が一万五千ウォン払って降りた。
そしてタクシーは일산からソウルに戻る道に乗った。長い。
かなり騙された感が強くなった。でもこれで二万ウォンくらいだったらしょうがないかなとも思った。
というかむしろこの時、このまま俺の目的地に向かってもらえずに人里はなれた所に連れて行かれて身包み剥がされそうになったらどうしようか?という不安の方が強くなってた。
でも、どうやらうちに向かう所で無料の高速みたいな道路をちゃんと降りてくれてるみたいでちょっと安心。
無事、ウチのところまで来た。
で、「いくらですか?」って聞いたら最初「三万ウォン」っていった気がしたので「3万ウォン?」って聞き返したらなんと親父「4万ウォン」も請求してやがった!!
(3-サムと4-サーはしょっちゅう聞き間違えるので………)
正直、かなりむかついたのだが………韓国内で日本人が韓国人に歯向かって勝てるわけが無い、一時的勝利を収めたところで後で嫌なめにあうのは容易に推測できるので……仕方が無く払った………。
これなら駅から離れて普通にタクシー拾えばよかった………(まあ電車もバスも無くなった地帯でタクシーを拾うのはかなり苦労するんだけど)。
でも、これってガイドブックにすら書いてある韓国の基本の基本。
慣れてきた所でこそ、こういう初級の落とし穴にはまるんだなぁ。
とりあえずタクシーにぼられるのは本当に普通にありえることだと実感しました。
みなさん気をつけてください。