健康診断の結果と母の友人の死

先日受けた健康診断の結果が郵送されてきた。
心配してた肝臓は今回の検査では異常なしの A だった。
その反面、今までなかったような項目で C とかたくさん出されてる。
気になったのが白血球の数。
標準の範囲を上回ったらしい。


怪我や風邪でも増えるらしいけど、ストレスでも増えるようだ。
その範囲であれば想定内なのでまあいいとして、
場合によっては白血病の初期とかっていう恐ろしいシナリオもあるのかもと思うと怖い。
つい先日、白血病で亡くなった知人のお通夜に行ってきたばかりだからというのもあるけれど。
後でちゃんと調べ直してもらったほうがいいかもしれないな……。


そして夕方、母からのメール。
母の昔からの(恐らく中学時代からの)友人が危篤で、朝から行っていたのだと、小康状態が続いて肉親も来たから一旦帰ることにしたという内容だった。
俺もそれこそ自我が芽生える前からよく会っていた人だし、
先日の父の件の時も、家にお線香あげに来てくれた。
久しぶりに会ったその時は既に、もう足が固まってしまって、座るのも立つのも、ものすごくツラそうだったのだけど……。


母にとって、数人いるかいないかのとても大事な友人なのだ。
どうか意識を取り戻させて少しでも良くして欲しいと、心の中で父に願った。


しかし、ちょうど日付が変わって数分もしないうちに母からまたメールがあって亡くなったと知らされた。
せめて父が天国への道案内でもしてあげればと思う。


父がなくなって三ヶ月も経ってないのに、大事な友人も逝ってしまった母の心のダメージも気になる。
自分が何かケアしてあげられる部分があるとよいのだけど……とりあえずは何も思いつかない。


それにしても本当に最近なんだか身近が死というキーワードで満たされてる。
なんなんだろう。


ちなみに自分はよく誤解されるし、普段そうじゃなくても状況的にはそうなっててもおかしくなさそうだけど自殺願望はないのでご安心を。
今は主に二つの理由で、殺されても死に切れないくらいの状況だ。
ひとつは自分のY染色体を残さずに死んでは、Y染色体を俺にしか残さなかった父親と、ご先祖様達に申し訳がたたないのと、自分自身でも自身の遺伝子を残したいと思ってること。
もうひとつは残された母の事で、まあ姉貴と姪はいるものの、父に先立たれて(さらに今回のように親友まで失った直後などは特に)、これで息子まで失ったらと思ったらどうあっても先には死ねないのだ。


そもそも俺は自殺願望は小学校に捨ててきたのだ。
一度乗り越えてるから、逆にこれに関しては強いんだろう。