韓国マックの60秒キャンペーン

結構前、韓国のマックで日本のマックみたいな
"注文から60秒以内に注文したものが出てこなかったらクーポン券"
みたいなキャンペーンがはじまったようだったのだが、
始まった直後は店員さん達は"そんなキャンペーンしらん"というような態度で
クーポン券ももちろんくれなかったのだが、
今日のお昼にマックに行ったら、最後に突然そのクーポンをくれた。
砂時計はあるのだが使ってなかった。


キャンペーンをちゃんと実施していないことがバレて上にでも起られたのだろうか?
それにしても、60秒をカウントすることすらしない^^;
なんかもう店員さんの心の声が聞こえてきた
"こんな人数でね!注文から60秒以内に品物出すなんて無理に決まってるじゃない!!"
と。
(市内まで行ってわざわざマックは食べないので)ソウル市内はどうなのか知らないが
ぶっちゃけ、この近所のマックの人員の体制では
"60秒キャンペーン"なぞ、絵に描いた餅なのはただの客の俺にもありありとわかる。


韓国マックの末端社員の苦労が手に取るようだ。
ウチの会社の社長の決定によく似ているからだ。
"他がやってるからウチも全く同じことが同じコストでできるはず"という考え方。
体制が違いすぎる。事前に培ってきた土壌が違いすぎる。
外から見えない部分のコストも想像すらできない。
陸上世界記録の人と一般人は同じ速さで走ることはできないんである。
それくらい速く走るためには長い期間の鍛錬を積み重ねて
自分自身の体が陸上選手の体になっている必要があるのだ。
それをしないで"彼が走れるなら自分も走れる"というのは大きな間違いなんである。


まあ、ついでに言うと、クーポンで引き換えられる商品は
ドリンクかソフトクリームだった。
この寒い時期にわざわざ単品でそんなもの注文しないよ--;