俺約 十七条の憲法

ふと「和をもって貴しとなす。」って、実際問題どういう意味だろう?と思った。
調べてみると、現代語訳はいろいろと見つかるけれど、なんか原文(漢文)と照らし合わせた時に翻訳者のバイアスがかかっているような気がしてならなかった。
というわけで、俺約 十七条の憲法(の第一条)を考えてみる。無論適当な俗解である。

一曰、以和為貴、無忤為宗。

俺の理解) その一、和によって気品ある行いをし、諍いなく纏まりなさい。
俺の考えるポイント) 「和」は目的ではなく「道具、手段、方法」であり、目的はまとまる事。


(中略)

上和下睦、諧於論事、

俺の理解) 人の上に立つ者は和やかに、人の下に仕える者は素直に、課題について話し合うことができれば、
俺の超意訳) 上の人はガミガミせず、下の人はイジイジせずに話し合いをしなさいみたいな?

則事理自通、何事不成。

俺の理解) 自然と課題の解法が見つかり、どんな課題も問題とはならない。
俺の考えるポイント) 他の現代語訳だと「なんでも出来る」みたいな結びにしてあるけど、漢字の意味から読み取ると「どんな苦難も問題にならない」みたいなイメージな気がする。



要約すると「みんな仲良く」かな。