韓国のコンプレックスを日本が解くことは出来ない。

http://www.hani.co.kr/kisa/section-paperspcl/book/2005/07/000000000200507212025839.html


まず翻訳機を通して読んでるので理解できない部分もあるし、
彼らの歴史認識自体は変わっていないんだけど、
それでも今まで見てきたネット上の韓国人の話からすると
飛躍的進歩を遂げてると思わざるを得ない話が書いてあった。


自分はここに来てから常に日韓関係が頭の中にあって、
最近、心底思っていたことは
「なんで韓国人は(少なくとも韓国国内で声のでかい人たちは)韓国を日本と相対してしか見れないのだろう」
ということだった。
まるで自分から"影"になろうとして、自分の輪郭を確かめるときに
日本の影の形を自分の形だと認識して
「日本が無ければ自分が日なたなのに!」
と言っているとしか思えなかった。


このままでは日に当たろうと日本の影から出れば、
自分自身の姿を認識できなくなってしまうから、
いつまで経っても日陰から出れないだろうにと思っていた。


丁度、そんな考えが自分の頭を支配していた時に
これを読んだ。


この話を語った人間は本物の愛国者だろうと思う。
日本を憎んで、その憎しみを愛国心にしてきた
今までの偽物の愛国心を捨てて、
「日本なぞどうでもいい、我々の知ったことか」
という気持ちの本物の愛国心を育てようということだろう。


歴史認識や日本を見下しているともとれるその態度については
日本人には少しムカつく部分もあるかもしれないが(ぶっちゃけ自分はちょっとムカついた)、
本物の健全な日韓関係に必要なのは
韓国人のこうした本物の愛国心だろう。
彼らがそうした本物の愛国心に目覚める時に、
我々は小さな問題には目を瞑る大人の対応が必要なのかもしれない。

이제 사실을 말하자.
우리 콤플렉스, 일본이 풀어줄 수 없다.
백만 번 더 사과해도 안 된다.

*引用部分の翻訳*
もう事実を言おう。
私達のコンプレックスを日本が解くことは出来ない。
あと百万回謝ってもだめだ。


このことに、たった一人だとしても韓国人自身が気付いてくれたということだけでも、
「まだ諦めちゃいけないんではないか」と思える。


もし、彼らが本当の愛国心を手に入れるなら
日本も韓国への対応を変えるべきだと思う。
今、日本が韓国に対峙する姿勢が
官の太陽、民の北風
というアンバランスで、おかしな形になってきていると思う。
むしろ、逆でいいはずだ。
官の北風、民の太陽


民心が乱されれば、第三国から見れば格好のカモだ。
むしろ今まで両国の民心をどこか第三国の諜報部に操られてきたとすら考えられないだろうか?
もし、それでも両国の対決止む無しと考えるのであれば、
"漁夫の利"を得るものが本当に居ないかどうか、常に考えていなければ
戦後韓国の反日感情を非難することは出来まい。