判断に困ること発生中

WIPIではメモリ割り当てAPIが生のポインタではなく割り当てられたメモリのハンドルを返してくる。
これを使うたびにハンドル→アドレスに変えてあげる必要があるはずなのだ。
メモリが断片化したらシステムがメモリを詰め直すことになっているらしい。
しかし、WIPIの公式APIであるMicro3Dが要求するアロケータは生メモリを要求するのだ。
これはどういうことなのだろう?
Micro3Dが使っているメモリが再配置されたらどうなってしまうのだ?
そして、以前のうちの会社で作ったゲームではメモリ割り当て直後にただのアドレスに変換していたというのだ。
もうひとりのプログラマが言うには、以前うちがWIPI用に作ったゲームが不安定なのはこれが原因かもしれないという。
しかし、公式APIに組み込まれたMicro3DがWIPIの作法に従ってないので、
これはこれで大丈夫ということなのだろうか?
それともやっぱり駄目なのだろうか?
今から生のポインタを使用している部分を全て再配置の可能性に対応したスマートポインタに書き換えるべきなのかどうか…………。
極端に短い納期で未知のプラットフォームへの移植。かなり厳しい。
ちなみにWIPIでちゃんと仕事してたプログラマは今は社内に誰も残っていないのだ--;
(俺も以前にBREWとWIPIの共通フレームワークを作ろうとした時にちょっと調べてエミュレータで試したのみ。このメモリ再配置の部分はファニョン君が「割り当てられたらすぐにアドレスに変換して大丈夫ニダ!!」と言っていたのを鵜呑みにしてしまっていた)。
困ったなぁ………KDDIのガチガチの検証も困るが、韓国の会社は公式APIすら作法に反したものを許してしまうのか?
なんなんだ、どうなってるんだ。