出勤途中、パトカーなのか救急車なのかよくわからないけど緊急車両がサイレンを鳴らしながら走ってた。
おそらくは救急車の一種だったと思う(日本にあるみたいなタイプの救急車も見たことあるけどそれとはちょっと違うタイプだった)。
で、そのサイレンの音も日本とは違ったんだけど…


近づいてくる時と遠ざかっていく時でちゃんと音が違いますな。


そもそもこれって意図的にやってるのかな?
それとも音の伝播の仕方からして必ずそうなるのかな?


うーん、平和。
いや、俺は平和とか言ってらんないはずなんだけどね。
ま、いいんじゃね?みたいな。よくないか。


結局、俺は諦めた。
俺は知っている。結果の出ない努力はビジネスの世界では無意味だと。
このままでは結果が出ないと社長と部長には何度も進言した。
社長は「不安かも知れないけど韓国には韓国のやり方がある。心配するな。日本語での表現としてこういう表現があるか知らないがお前は子供みたいだぞ。部長は大丈夫だと言っている。部長から指示された事だけやってくれ。」と言った。
俺がひねくれ者だからかもしれないが、日本人相手だとしてもこの言葉は俺のフィルターを通すと
「人員が足りないとかそんな事は解ってるけど配備はできない。これ以上文句を言うな。とりあえず仕事しろ。」
という意味である。
いいんですね?
本当にいいんですね?
絶対に結果出ませんけど?


そんな心境である。
ちなみに社長が暴君なのかと言えば違う。
職場では怖い人という事になっているようだが、無料飯食っておきながら残業と称してゲームで遊んでいるような奴に対しては酷く怒るらしい。
しかし、それは社長が正しい、当たり前だ。
それどころか、残業していた俺ともう一人の社員にジュースを差し入れてくれるような、社長はそんな人物なのだ。
それ故に、結果の出ない仕事をするのが辛い。


だから何度も進言したのだ。
それでも、「ただただやれ」と言うのならば仕方がない。
残念だが会社にとって不利益だろうが、俺はただただ出来る限りの事をしよう。
恐らく結果は出ない。
万が一、結果が出たとしてもそれは市場に受け入れられる物ではないだろう。
またディスクを叩き割った画像をトップに掲げた不買サイトが出来るかもしれない。


俺は俺が悪者にならないように最大限の努力はした。
誰も悪者にはなりたくない。
それでも俺を悪者にするなら俺もその時に言おう、この国はやっぱり駄目だと。


だから、とりあえず出来る事だけしよう。
出来ないことでしなくちゃいけない事だらけだけど。


本当にどうするつもりなのかな?
俺はもうしーらない。