ビョーイン

会社のメンタルヘルスケアプログラムの所の病院に行ってきた。
たまに薬を貰いに行ってるメンクリよりはまともな感じかなぁ。
でも結局、結論は先に決まってるんだよねぇ。
「〜と会社に相談できませんか?」
とか言うのは
「相談しても効力無くて、自分じゃどうにもできないからこうなってるんです……。」
というのが本音。


営利企業という全体主義組織の中で、どうしても磨り減らされる位置から抜け出せない。
全体の目的に向かうのに必要な磨耗する部品として雇われている人間が
「磨り減らされて困っているんです。」
って上司に相談しても聞いてもらえないのは理に適っていると今では解っている。


法は厳密に厳格に全ての対象に適用されるわけではない。
ただ、守られるべき模範として全体を緩く定義するだけに過ぎない。
著しく外れたごく一部が法によって裁かれるに過ぎない。


まあ、何を言っても誰も俺を救ってはくれないって事だ。
自分を助けてあげられるのは自分自身だけ。
強くなるのも逃げるのもいい。
過酷な環境の中でそのどちらも選ぼうという考えさえできずに潰されてしまう事だけ気をつけていればいい。