今までのペルソナをぶち壊す。

mixi でも日記に書いたけど、いい加減に今のペルソナをぶち壊すことにした。


何故、俺が心に仮面を被って生きなければいけなかったのか。
はてなの日記には何度かその理由の一部分を書いてきていると思う。


俺より不幸な幼少時代を過ごした人なんて五万と居るのはわかってる。
十分に恵まれた要素もたくさんあったことも自覚している。
それでも、俺の幼少時代は無邪気な幸せとは縁遠い物だった。
当時の自分のキャパシティの狭さを完全にフローしてしまっていた。


結果として、俺は自分自身を欺き、偽ることを覚え、それに慣れたと思う。


この仮面を被っていると楽だった。
世界中が敵意を剥き出しにしてくる世界から抜け出せた。
「あいつはいい奴だね」なんて評価すら貰えるようになった。


自分の本質も、幾分か仮面のイメージに引きずられて変わった部分があると思う。
でも、仮面は仮面でしかなかった。


自分には本物の友達が居ない。本物の仲間が居ない。
気がついていなかっただけで、仮面によって素顔のいい所までも隠されてしまった部分もあったのだろう。


ついに現状への満足度より不満度の方が明らかに大きくなってしまった。
いや、ずっとそうだった事を再認識して、それを認めた。
準最適解にハマってしまった自分をもう一度やり直す。


世界中から敵意を剥き出しにされる世界に再び戻るリスクを犯してでも、
この仮面を外す。
それはまた、別の仮面を作り出すということなのかもしれない。
素顔に戻るということなのかもしれない。
複数の仮面と素顔を使い分けるということなのかもしれない。


どれなのかは、今の自分にはまだわからない。上手く出来るのかどうかさえもわからない。


それでも、この仮面を被ったまま、この先もずっと生きていくことに対して、
はっきりと No という答えをつきつけることにした。