「オイコラ学生!」

他の会社に提出した資料に間違いがあって、修正するようにクライアントから連絡が来てたのだが、
その書類を直したのは前回日本に行ったときで、最新書類が自分のノートPCにあったので、
お昼休みに家までノートPCを取りに帰った。
ノートPCが入ったカバンを抱えて会社に戻る途中、
後ろからおじいさんの声が聞こえた。
小さい声だったのでまさか自分を呼んでいるとは思わなかったのだが次の瞬間
「オイコラ学生!(야!야!학생!!)」
と明らかに自分に向かって言ってると思われる声に変わった。
振り返ってみるとおじいさんはベビーカーを押していた。
そして自分の目の前には数段ながら階段。
韓国でこの状況は間違いなく「手を貸しなさい」である。
既にこの程度ならば条件反射的に動いてしまう。


なんか俺がベビーカーを持ち上げてる途中に
「お前力ないな」とか言っていたような気もするのだが^^;
まあ韓国のご老人はこういう人多い(全部じゃない)ので気にしてはいけない(聞き間違えかもしれないし)。


で、無事階段の上にベビーカーを持ち上げた後、
「俺、学生じゃないんだけどなぁ……」と思った。
私服だからなのか、道端で会った人なんかにはだいたい「学生?」って言われる。
日本に帰ったときに友達に「俺学生に見える?」と聞くと
「ありえない」と帰ってくるのだが、韓国人からみると俺は学生っぽく見えるのだろうか?