フィリピンの旧日本兵

まだ生存している日本兵がいらっしゃったんですね。
びっくりすると共に、ニュースを読んでいて(会社なのに)泣きそうになってしまいました。
中国、韓国という国もそうですが、既に無い大日本帝国という名の幻影に未だ苦しめられている人がまだ居るのだと思って、彼らの心境を思うととても苦しいです。
「帰れば軍法会議で処刑される」
現代日本に生まれ育った自分にとって「天地がひっくり返ってもありえない話」です。
でも、東南アジアに取り残された旧日本兵達の中に、そう思って帰れなかった人達がいる。
そして今も二人の、もしかしたら「旧」とつけるのが正しくないかもしれない「日本兵」が軍法会議を恐れつつ、生存しているかもしれないのだと。
この国にいて「この人達、なんでいつまでも日本が軍国主義だとか言ってんの?」と苛立つことが何度もありました。
だからこそ、今回のニュースが余計に胸に響くのでしょうか?
もし本当に生きていらっしゃるならば、一刻も早くご家族とかつての戦友の方々に会わせてあげたいですね。
もう軍法違反におびえなきゃいけない時代、家族に突然召集令状が届く時代なんて考えられないくらい昔の事になっちゃったんだよって伝えて安心させてあげたいです。