詳しく書けない

この話は詳しく書けない。仕事の話ではなくて日常生活の話。
これを書いている時点で結論は出したのだが、この結論が正しかったのかどうかは一生背負っていく十字架だろうし、そうしなくてはいけない。
今日一日で俺は自分でも驚くほど大人になった。
そしてまた子供に戻った。
以前から、こういう局面になったら自分は逃げるだろうと思っていた。
しかし、本当にそういう事態が自分に降りかかったとき、
自分でも信じられないくらい気持ちが変わった。
その気持ちが、正直に言えば嬉しかった。
でも、自分の意思とは関係なく、別のところで違う決定がされていた。
正直に言えば安堵した。
安堵感が一気に俺を子供に引き戻した。
結局、逃げたのと同じ道を選んだことになる。
うまく立ち回ったといえばそうなのかもしれない。
こんな場面で上手く立ち回ってはいけなかったのかもしれない。
一日の間で不安から確信、そして成長をし、それにもかかわらず成長前に考えていたのと同じ結論を出してしまった。
こんなにも簡単に決めていいことではない気がする。
でも迷ってはいられないことでもあった。
そして結論は決まったものの、これから、その後が重要なのである。
ドライだと思う。
過ちかもしれない。
それでも、これで腹が決まったという部分もある。
決して無意味では無かった。
そう思わないと耐え切れないだけかもしれないが。