今日はイラクの武装勢力に拉致されてた人の会見があった日だ。
かなりいまさら感はあるけど、上の話題とも併せて、私個人の
自衛隊のイラク派遣についての見解を書きたいと思う。
誰が読んでいるかわからない日記だから、こういう話題は怖いけど、
何かたったひとつの真実を心に持っている人が、もしこの文章を読んでいたら、これだけははじめにわかっておいて欲しい。
全ての心を持つ物それぞれに、それぞれなりの答えがある。
世界中の人が関心を寄せる話題に、世界でただひとつの真実など決してない。
これは宇宙の一生の中では一瞬ですらないぐらいの時間に、地球という小さなチリのような星の中の、その中でもチリのように小さなたった一人の小さな人間の心にある答えです。
あなたの真実が私の答えを許せなくても、そんな事にかまっている暇があったら、もっと大事なことがきっとありますよ。
では本題。政治家としての小泉首相の判断は間違ってないと思う。
残念ながら今の日本はアメリカに背いて生きていける国ではないと思う。
もっといえば、星条旗には星がひとつ足りていない。
悔しいけど、今の日本はアメリカの犬だと思う。
この姿勢を根本から変えない限り、日本はアメリカに背けないのではないか？
もしアメリカを支持しなくて被害が出たときに小泉首相に真っ先にケチをつけるのは国民と野党だろう。
イラク人の気持ちは残念ながら俺にはわからない。
侵略者のアメリカに居座られるのよりは、自衛隊がいくらか代わりにいるほうがいいと考えている人もいるだろうし、
アメリカの同盟国などまとめてクソ食らえという人もいるだろう。
イラク人の総意なんてものはやっぱりどこにもないと思うから、何かが100%正しくて、何かが100%間違ってるなんて言えない。
だから、悲しいけど、どうしても自分たちの視点からの話になってしまうけど、今の日本には派遣、そして時期がくるまで撤退はしないというのが、やっぱり妥当な答えになってしまうのではないだろうか？
やっぱり色々な理由から、ここに書いたことに激しい反発を感じる人もいるんだろうと思う。
だけど、自分を見つめた上で、自分の意見は自分で決める。
世界中の「自分」の数だけ答えがある。それはそれでいいのではないかと思う。
それはそれで、しかたがないのではないかと思う。
派遣前、自衛官の妻がインタビューに答えていた。
「心配だから行って欲しくない。」
この人の立場に立てば、その通りだと思う。
だけど、日本の税金で生きている自衛官は、国の為に尽くす義務があると思う。
誰かの幸せを守るために命を尽くす覚悟がある人だけが、そういう職について欲しいと思う。
やっぱり、意見はすれ違う。立場を変えて考えることさえできれば、たしかに気持ちはわかる。
でも、やっぱり全ての人は違う場所に立っている。
どこに立っているのかさえわからない人がたくさんいる。
今、ここに生きている奇跡は、
幸せも、
苦しみも、
必ず両方含んでいるんじゃないかな？
どちらかしか見えない時も、探せばかならずもう片方があるんじゃないかな？
