自分の気持ちに嘘をついて生きていくことはツラい事だ

頑張った。耐えた。負けたことも何度もあったし、ダメな自分もたくさん見た。
いつでも上を行きたい。例え斜め上であってもだ。


勤務中だけど少しだけ考えた。いや嘘、めっちゃ考えた。
幸せってなんだろうと。


ロディアに青いペンで鳥を描いてみた。
自分が創る国があるなら、この青い鳩を国旗にしたいと思った。
幸せは身近にある?追い求めれば逃げてしまう?
そうかもしれないけれど、確かに幸せを持っていないわけではない。
姪が嬉しそうに抱きついてくる瞬間、姪と過ごす時間は今の自分にとって至上の幸せの時間だ。
でも……それは非日常で、自分は日常を幸せに過ごせていない。


なんでなんだろう?


答えは一つ。
自分の気持ちに嘘をついて生きていくことはツラい事だ


ただそれだけだった。


なんだか、十代の頃に考えていたのとは真逆かな。
歳をとっても成功していなかったら、忍耐の人生を送るべきなのだと思ってた。
今思う事。


この世に命を賜った。 Cogito ergo sum と思えるという奇跡を賜った以上、天命がこの身とこの心を再び宇宙の一部に返す時まで、自分の気持ちを大事に生きていかなきゃいけない。


間違っている。誰も幸せにならない。
そんな風に思いながら一秒でもそのまま過ごす事が間違っているんだ。


自分はそれでも力の限り訴えた。耳を傾けてもらえなかったのは偏に自分の力量不足、信用不足を反省するべきだ。
それでも、やれるだけの事はやった。今までの自分の人生の通り、反省はしても後悔は絶対にしない。


手に入れたものを失うのはいつだって怖いものだ。
それでももっと大事な物を失い続ける人生はゴメンだ。
この命は本当にたった一度きりなのだから。


自分の気持ちに嘘をついて生きていく事になんの意味があると言えるのか。


俺は俺を幸せにする。それでやっと誰かを幸せにできる準備が整う。
自分を犠牲にして、それでも誰も幸せにならない世界とは決別する。
それで失う物があるというリスクをとる。だからリターンも存在し得る。