"共感"だけで成立させるコンテンツ

前にどっかで「ドリフのコントは悪いやつが最後には報復を受ける」という共感が笑いの源泉になっていたが、最近のお笑いはいじめられっ子をいじめる立場の笑いだ。というような話を読んだ。
それはそれで、確かにそうかもなぁと思っただけだったのだが、
エンタープライズ0.2 - 進化を邪魔する社長たち -
このコンテンツを読んでいて、その話のドリフの笑いと同じなのかもしれないと思った。


このコンテンツ、もうターゲットは社長じゃなくていい。
社会人なら誰でも周りの人間の理不尽さについて不満があるはずで、そういう愚痴を上手い形で纏めていけばそれだけでコンテンツとして成立するのだと思った。
昭和の人はビール片手に愚痴を言うことで、憂さ晴らしをしていたようだが、平成の人間にはドリフもないし、酔っ払ってる時間すらない人が多いのだから、この手の "共感" を手軽に得られる物はコンテンツとして成立するだろう。