子供を育む権利は社会全体が払うべきコスト

「働くママは、権利ばかり主張して義務を果たさない」?
たぶん社会の全員が、男女を問わず、経営者から末端社員までがちゃんと考えなくてはいけない問題だと思う。
個人的には男女問わず「働くって何か?」を誤解している……株主や経営者の視点から見てない、何かの苦役に対して対価を受け取っていると考えている人がいて、そういう人の、そういう世界観にたった意見は男女問わずウザく感じる気がする。


そういう点をちゃんとわきまえた上で、ちゃんと働いている人が正しく権利を行使できるように………そこにかかるコストは社会全体が追うべき物なんだよっていう所を共通見解にしないといけないと思う。
正直、誰かがコストを払わなきゃいけないのだ。それは間違いない。
そのコストは誰が負担しますか?っていう話に過ぎない。
今はコンセンサスがとれてないから、生み育む個人に異様な(精神的、肉体的、金銭的)負荷がかかってるだけ。
ただ次世代の育成コストは社会全体が分担して受け持とうね、そうすると自分たちの子孫が栄えるよっていう話をみんなに納得させなきゃいけないってだけ
(フィンランドの教育のコストとか、納得させる為の材料は既にいろいろあるはず)。


誰もコストを払わなくてよくて、いろんな事が良くなりますみたいな、某与党みたいな甘い言葉では誰も救われないままですな。