今フレームォ抜け出し

昨日、BoAの韓国語のCDを買ってみた。イ・スヨン以外で韓国語のお勉強に使えるのを探そうと思ってたからなのだけど、どうやらBoAは合わないらしい--;
というか男の声でラップが入る曲が多すぎる。
女の子の声だから聞くに堪えるのであって、男の声、それもラップとなると聞くに堪えない。
声質自体もBoAの声はどうやら合わないらしい。
BoAが日本語しゃべってる時はすごく可愛い気がしたのだけど、韓国語だとずいぶん小生意気な小娘みたいな声に聞こえる。
これは初代ヌナとか、元カノとかでもそうだったのだけど、韓国人の女の子が日本語しゃべると幼い感じがして可愛いのだ。
で、韓国語喋ってる時とのギャップに驚くということがままある。BoAも多分そうなんだろう。


とりあえずBoAの曲の中の英語の部分、"Neverland"の発音が"ネバーランドゥ〜"だった。
マクドナルドがメクドゥナルドゥ〜なのと同じだ。
最後のdを子音だけで発音できないから드と母音がついてるのだ。
日本語が英単語を取り込む時と同じ理論なのに、韓国人は自分達はおかしくなくて日本語はおかしいと感じるらしい(LとかMとか日本語では母音を補う必要があって韓国語では必要が無い子音があるからというのもあるけど)。
この「ウリは間違ってないニダ チョッパリは変ニダ ホルホルホルホル
というのが自分が韓国人にカチンとくるポイントだったりする。


ま、それはいいとして、BoAの横がイ・スヨンだったので持ってなかったのを一緒に買った。
日本でリリースした曲と、リリース予定だったと思われる(ようするにポシャっちゃった)日本語の曲が入ってるやつだ。
で、持ってたんだけどどっか行っちゃったイ・スヨンの日本デビューの曲を聴いた。
"最後のわがまま"と"ラララ(の日本語版)"だ。
この曲はちょっと感慨深い。
2年前、パニック障害になってもう仕事続けられないな…とか韓国行きの話が持ち上がってきた、っていう時期に聴いた曲だからかもしれない。
この라라라(の韓国語版)が素敵で、未知の国に行くという決断にちょっとだけ背中を押してくれたというのもあるかもしれない。
このCDは韓国にも持っていって、行ったばかりの何も無いがらんとした部屋の中で聴いたりもしたのだ。


日本での自分の生活だけを考えると、あれがもう2年前なのか、という気持ちと
韓国に行っていた間も合わせると、まだ2年しか経ってないのか、という相反する気持ちがある。
この曲を聴いていると「ついこの前、この部屋でこれを聴いていた気がするのに…」と思ってしまう。
すごく不思議な感覚だ。


で、「最後のわがまま」の歌詞が……"今フレームォ抜け出し"って聞こえるんですけど…
これはさっきの逆なんだろうなぁ。ローマ字転写すると…


ima FRAME wo nukedashi. -> ima hureem-wo nukedashi.


みたいに、日本語だとframeの最後に"ウ"を補わなきゃいけないのにそれがないから
続いて聞こえちゃう。このせいで日本人には聞き取りづらい発音になっちゃってるんだと思う。


そういえば恐らく日本で出すつもりだったと思われるYakanhikouとHana Fubukiという曲は
日本語はかなり聞き取りやすくなってたものの、さっぱり心に響いてこない曲でした^^;;
これじゃもし出せてても売れなかっただろうなぁ^^;
なんていうか、日本で出すために日本風の曲にしちゃってます。みたいな感じだろうか?
どう頑張っても多少は聞き取りづらい発音になっちゃうというハンデがあるのに
周りに合わせてたら長所を殺して短所ばかり際立っちゃうのに。
思いっきり未練節とかで攻めたらよかったのになぁと思う。