自称永遠の17才の考える"10年は短い"

まだ自分は30年も生きていないわけだが、それでも
"10年って意外と短いな"と思う事も増え始めた。
で、考えてみた。
敗戦から自分が生まれるまで34年くらいなのだ。
ジリ貧だったらしい敗戦直後から10年がたった3.5回繰り返された程度しか経ってないうちに自分は生まれたのだ。


自分は飢えの苦しみというのを知らない。
子供の頃は『ウチは周りの友達に比べておもちゃをあまり買ってもらえない』と思っていたが、今考えてみると決してそんなことはなかった。
それに小学校5年から3年間拝み倒して、中学一年の時、
姉貴と共有という制限付きではあったが当時殿様商売で本体のみで45万円もしたNECの最新型パソコンPC-9801FA/U2すら買って貰えた(自分のPGとしての原点である。親への感謝の気持ちも含めてこのPCの型番は忘れまい^^; まあ当時もう少し知恵があったら旧機種のDAにしてでもハードディスク内臓機にしたのであろうが)。


そして今、自分の事にいろいろ忙しい中でも世界とか、日本とかこれからどうなっちゃうんだろう?なんてことを漠然とした危機感と共にたまに考えることがある。


そこで思うのだ。
自分がいかに時間的、場所的に恵まれた時期、恵まれた場所に産まれてきたんだろう、と。


そんな命題、小学校くらいの時に道徳か社会の授業でも聞いたような気がしないでもない。
でも、実感は無かった気がする。あまりにも普通すぎて。


ほんの少し時代や場所がずれていただけでも、まったく違う世界観に生きることになっていたはずなのだ。
それを考えると、運命とかご先祖様とかいろいろな物への感謝の気持ちと、
「この幸せは守らなきゃいけないんじゃないのかな」
という気持ちが起こるのです。


でも、ここで最大の問題が発生します。
「はたしてどの道が正しい道なんだろう?」


マスコミも、世論も、ネット情報も、何一つ鵜呑みにしていいものはないですね。
どこで誰がどういう操作をしているのかわからない。
結局、誰かの操作が及ばないまったく関係ない知識や法則を手に入れて、
今流れてくる情報がどういう意図なのか自分で判断する力を手に入れなくてはいけないのではないかと思います。


はたして10年後, 20年後はどういう世界になっているんでしょうか。