予期せぬ顛末

仕事ではないことでの最大の問題が予期せぬ顛末を迎えた。
まさかこのような形で終わるとは………いや、予想はしていたし、
おかしな兆候があった時には忠告したのだが、甘かったのか。
最大限手を尽くしていたつもりだったが、自分の意思とは関係の無い所で物事が動いてしまった。
事の知らせを受けたときは動転した。伝えた相手も相当に動転していたようだ。
早くケアしなければと思ったが到着したときには既に落ち着いていたようだ。
もしかしたらその相手は確信犯だったのかもしれない。
普通の状態ならば決してしないであろう無理をわざとしていたようにも見えた。
もしそうでなければ貴重な経験になっただろう。その犠牲は大きいが。
本来、深く落胆するべき場面のはずなのに、俺も相手も
『手を汚さずに済んだ』という意識が(認めたくは無いものの)あるようだ。
しかし、こういう顛末になってしまったのならばやはりこの先もまだまだしばらくは
相手を深くケアしていかなければならない。
知らせてきたときの様子を考えれば、強がってはいても平気なわけはないのだから。