チーム長との議論

中国の動きをネットで調べてたらチーム長が話しかけてきた。
当然のように議論が開始されてしまった。
まあチーム長は話は一応聞いてくれるし、理論的には理解してくれる部分もあるので社長に議論をふっかけられる場合よりかは全然マシなのだけど(最近は社長の歴史クイズにはそーですね、そーですかで通すことに決めた)。
で、チーム長が日本の教科書は間違っているというので何が間違いなのかを聞いたら、
チーム長の考えていた日本の歴史教科書がすごい内容なのでもう言葉にならなかった。
思い出せる限りだと大東亜共栄圏を肯定的に教えているとか言う。
冷静に考えればGHQがそういう内容を許すはずがないと解るはずで、実際に「アメリカが敗戦国日本にそんな教科書を許すと思いますか?そんな教科書存在しないです。」と言ったらさすがに納得してくれたようだ。
これは自分達がしている悪いことは相手もしているに違いないという思い込みだろう。
そう、つまりチーム長は恐らく韓国の学校で教えられた事が自国中心の物の捉え方だということには少なくとも現在は気づいているようなのだ。
これは新しい発見であった。韓国人の反日感情は「世の中に真実は一つ!無知な日本に真実に基づいて謝罪と賠償を!」というものだと思っていた。
ようするに主観と客観の区別ができない人達だと思っていたのだが、韓国の歴史教育が主観だけで作られたものだということを多少は自覚していて、他の視点という概念があると知っていたようなのだ。
現在の日本の教科書は韓国と同じ問題を別の視点から見ている内容ですよ、今韓国で騒いでいる人達はその視点の違いさえ気に食わないという人達ですよと言っておいた。


それにしてもこういう「思い込み」のもとに「日本は悪い!!」が合言葉の国って………ってちょっとあっけに取られてしまった。
やっぱり日本はどんなに真摯に尽くしたところで中国・韓国の反日を納得させることなんかできないんじゃないだろうかと思ってしまう。


賠償問題も「賠償をしていない」というので「たとえば政府が北朝鮮の分まで受け取って、国民に渡さずに、それどころか受け取った事実を隠して反日感情を無理に高めたのをついこの前認めたばかりですけど、一個でもこういう話があれば他にもあるかも知れないと思うのも無理はないと思うんですけど。」等々攻めに入ったら、「俺も過去に賠償と謝罪があったことは知っているが。」というので「知っているがなんですか?」と聞いたら


なんとなく、ちゃんと謝ってないような気がする


ぐぉらぁ〜!「なんとなく」とか「気がする」とかで永遠に謝罪と賠償を要求し続けるつもりかぁ!!お天道様が許しても俺が許さねぇぞ!!
っていうかこの言葉を聞いたときには本気で虚しさから来る笑いで思考が停止してしまった--;

チーム長との議論の大部分は理論的に説明し、チーム長も「理論的には解ってるし、今回の話も理論的には解った。だが感情的にはやっぱり日本は悪いに違いないという考えを韓国人は捨てることができない」と笑った。
俺も引きつりながら笑った--メ;


感情論によって正論が完膚なきまでに無視される国、韓国。やっぱりちょっとどうなんだろう?
感情論といえば最近の親日排除の理由も感情論的な理由だったような気がする。
そのうち『情(ジョン)』について、とても理解したとは言えないが、一人の日本人の立場から見た『情』とは何か、を書きたいと思う。